アナログからのデジタル。からのアナログ。(Chat GPTと競争優位)

二匹の柴犬@ブエノスアイレス
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しずろく

どうも~
しずろくです。

ブエノスアイレスは連日猛暑。

秋に入る「はず」の3月中旬。それでもまだ毎日最高気温35度以上。

秋はいつ来ることやら。。

ところでいきなりですが、機械学習の発展は日進月歩ですよね。

Chat GPTの登場は世界をザワつかせ、ワクワクさせています。

そんな私も去年News PicksのWeekly 落合を見ていて
Chat GPTの前身の GPT3を使って、「100年前と今日の日本、どっちが良いの?」(漠然過ぎw) とか、

「NewBalanceのアルファベットとモデル番号の見分け方を値段と比較しながら教えて」 (w)とか遊んでいました。その後の Chat GPT盛り上がりはニュースの通り。

ちなみに上のNewBalanceの場合の返事はこんな感じ。

まじでどうでもよい検索だけど、すごいのは自分でググっていちいち検索を見に行くのではなくて、世の中のWEB SITEを全て調べに言ったうえで「集合知」をまとめてくれるのがすごい。

ファクトチェックが人間の主な役割になります。

ちなみにこれはいわゆる「人工知能(AI)」という機械学習だから、どんどん答えの精度、結果が人間らしく、さらに正確になっていきます。

しずろく

マジで便利。

ここで、良く出てくるのが「機械に仕事を奪われる!」悲観論。

今回は、自分の仕事と趣味ブログから、考えることがあったので考えをまとめます。

まじで、中年30代のおっさんボヤキ(アルゼンチンネタ関係なし) だから興味ない人は読み流してください。

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Chat GPTでできること

Chat GPTは無料で使えます。

https://chat.openai.com/chat

しずろく

NewBalance云々以外にもなんでも調べられます。

まず、使う上で、知っておくべきことがいくつか

  • 漠然とした質問よりも答えのある(データがある・数値ができる)質問への回答のほうが精度が高い
    • これは当たり前だけど、「人生ってなに」と聞いても答えがこんなことになることは明らか。

次に

  • 日本語よりも英語・スペイン語等の話者数(記事数)が多いほうが精度・検索結果が高い

こと。これは当然、使用言語数が世の中に多いほど精度が高まるのは自然です。


最後に

  • クリエイティブ性はない。世の中の情報の「集合知」を検索してくれる。
    • という点。つまり「非合理」「突発的なアイデア」「独創性」には今のところ欠けるということ。

このChat GPI、控えめに見て使えまくりです。

こんな質問をしてみた。

日本とアルゼンチンの比較を以下の点でまとめてほしい。
・人口
・GDP
・主要産業
・国土
・観光資源
・宗教
・民族数
・言語と方言の数

回答。

次にこんな質問(実際仕事で困ったので質問してみた)

毎週月曜日の10時に決まったフォルダーの決まったExcelファイルをoutlookの決まった宛先に送る方法をvisualbasicで教えてほしい。

回答。

下の方に続きます。実際にこの 件名・フォルダ名・outlookの宛先を変えてVBAマクロを作成したら、マジで自動化ツールができました。

しずろく

毎週の業務、20分は短縮。そして、データ取得もVBAマクロ作成して最強です。

DALL-E では自動で絵も描いてくれる

Chat GPTの運営元 OpenAIはMicrosoft から出資を受けています。

OpenAIは Chat GPTだけでなく、DALL-Eという「自動絵画ツール」も開発しています。

これも結構衝撃。

たとえば検索バーにこんな感じで入力。

“draw 2 Shiba-inu playing with blue ball at Buenos Aires, sunset back, digital art”
(青いボールで遊んでいる二匹の柴犬を書いて。場所:ブエノスアイレス、デジタルアート風で)

う~ん。ブエノスアイレス感がない、ということでちょっと修正。

“draw 2 Shiba-inu playing with blue ball next to “casa rosada” in Buenos Aires, sunset back, digital art”
(青いボールで遊んでいる二匹の柴犬を書いて。場所:ブエノスアイレスの”casa rosada”の近く、デジタルアート風で)

するとうまいことを描いてくれた。(うしろのCasa Rosadaはわかりにくいけど、それはまさにブエノス英レスの大統領府です)

かわええ。。。



人間はコンテンツデザインと創作性に集中する世界に入っていきます。

これからの時代の「競争優位」

このChat GPIの質問、 DALL-Eのお絵描き、それぞれ 条件入力からデータ出力の時間は 30秒

これが「AIに仕事を奪われる」悲観論の根本。

ちょっと飛躍しすぎましたが、

人間がアナログでしていた

という3段論法。だって、それまで柴犬のデジタルアートを一日かけて描いていたわけで。

しずろく

でも本当だろうか?

これはたぶん本当。でも悲観的過ぎ。
馬車が自動車に代わった時に多くの馬車屋?は仕事を奪われ、馬主も失職した。

でも一方で自動車工業は発達し、世界はもっと発展した。

だから、正しくは「古い仕事が置き換えられてまた職が生まれる」ということ。

これからはさらに職業格差・デジタル格差が拡大する。

人間とのコンタクトを持っている仕事(外食・教員・営業)は全てデジタル技術の下にさらされる。

そのうえで、「マーケティング」「ストーリー」「アイデアだし」に集中すべき時代が来る。

アナログ

これまではアナログ。(工業製品を大量生産)の時代から、デジタル(ネットでつながり、誰もが発信)だった。

少なくとも1980年代から生きている短い自分の人生は。

これからはさらに、「アナログ」の世界に入っていくのではないか。

それは「デジタルの鎧」をまとったアナログが重要視されるということ。

アナログ(←ここ)

これはChat GPTとか機械学習が発達すればするほど、人間はむしろ「5感」に関わる部分と「誰が言っているか」へ敏感になってくる。

だから、

  • 仕入れ・売り上げ・集客をデジタルに全振りして、「内装・接客」に全集中した高級寿司屋
  • 対面授業は廃止して、苦手科目は補いつつ、得意教科をどんどん伸ばすAI 塾

みたいなサービスが出てくるはず。

これは人間のアイデア出しが試されている。

最後に

この記事を割いている途中にも GPT3.5 -> GPT4 の発表がありました。

まじで毎日イノベーションが起きている。

悲観的にならず、テクノロジーと生きていこうぜ!って話。

以上。つぶやき。

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