AI時代にも廃れない自分に合う「アイデアを出す方法」を備忘録的に残します。

おすすめ
仕事や副業で新しいアイデア、モデルが必要な時ってありませんか?
そりゃあ時間を無限に、「いつでもひらめいていいよ」って言われれば
それに越したことがないけど、仕事においては特にそうもいきません。
いつも時間の制約がある中でbetterなアイデアを出さなきゃいけない。
そんなときに自分がおすすめなのは以下5つ。
- 糸井重里-「なにかを考えるための10カ条」を使う
- ランニングをする
- 3上(トイレ・風呂・通勤途中) を意識する
- 孫正義 - 「アイデア発想術」を徹底利用する
- 「近づく⇔離れる」を繰り返す
早速行きます。
(アルゼンチン、全然関係ない記事です。。)
糸井重里-「なにかを考えるための10カ条」


1つ目は、糸井重里-「なにかを考えるための10カ条」を使う、です。



15年くらい使ってる。
大学生の頃自分の日記、メモ代わりに「ほぼ日手帖」というのを使っていた。
その手帳は日めくりでいつもページの下に今日のひとことが書いてあって
その中であるときに「アイデア」を出すための思考法に以下が連続10日で書いてあった。
- そのことの隣りになにがあるか?
- そのことのうしろ(過去)になにがあったか?
- そのことの逆になにがあるか?
- そのことの向かい側になにがあるか?
- そのことの周囲になにがあるか?
- そのことの裏になにがあるか?
- それを発表したら、どういう声が聞こえてくるか?
- そのことでなにか冗談は言えるか?
- その敵はなにか?
- 要するに、それはなにか?
なんか全部しっくりする言葉で、
大学のプレゼン、卒論、休学を決めたき、旅に出たとき自分のそばにあった言葉。
どれもシンプルだけど本質的で、眺めている物体/事象の
隣・後ろ・反対・向い・周り・裏・影響・ジョーク・敵
を考えるっていう内容。
この10点を意識すると、見えていなかった盲点や角度が見えてきて頭がすっきりすることが多い。



アイデア出しに煮詰まった時におすすめ。
まとめ:この10個、メモしておいても損はないです。
ランニング


2つ目のアイデア出しの方法。
ランニング。



とりあえず煮詰まったら、走る。
感覚的には
科学的に証明されているか知らない。それでも、
- 何かに煮詰まった時
- 何かに悩んだとき
- アイデアが出ないとき
こんな時にいったん問題は緊急・重要であってもランニングに出ると意外と解決することが多い。
ちなみにランニング時間はこのくらいがいい
- 30分~60分
- 全速力はNG。走りながら話せる程度でok (心拍140-160くらい)
それ以上ハードになると疲労感も残る。
ケガしていたりする時は早歩きでもいい。
でも自分にとって必要なのは「少し高めの心拍」「景色が変わる」ことが重要。
だからトレーニングジムのランニングマシーンだと効果半減。(心拍上がるけど景色は一緒)
アイデア出すためのランニング、超おすすめです。
でもデメリットも。
それは走っている時に出たアイデアが、
いざデスクについた時いなくなっていることが多いこと。。(致命的!)
走ってるときはそれはもうクリエイティブ。
自分がアインシュタインかエジソンになったかのように、いくらでも仕事や副業で抱えている課題の解決案、アイデアが永遠に浮かんでくる。
でもランニングはそれなりにしんどく、走ることに集中している(当たり前)ので、走り終わったら高揚感だけが残っていて、出てきたアイデアを忘れていることも多い。
だから「走り終わったら即メモ」するしかない。これでもおおむねは記録にとどめられる。



走りながらメモできる器用な人はそれでもok
まとめ:ランニングして終わって何も覚えていなかったら意味なし!
3上(トイレ・風呂・通勤途中)





次は「3上」。
これはこの前「思考の整理学」っていう本読んでいて知って「言いえて妙」だなと思ったので意識していること。
北宋の時代(西暦1,050年)文人の欧陽脩(誰ですか?)は、
よい文章を考えるには「3上」が大事っていった。
三上、それはつまり
- 馬上(ばじょう)
- 枕上(ちんじょう)
- 厠上(しじょう)
のこと。
馬に乗っているとき、寝るとき、トイレで用を足しているときにふとアイデアが浮かぶっていう。
確かに。俺もそう。
さすがに馬に乗って会社に行くことないのでこれは現代の「通勤時間」。
特に車や自転車を運転しているときにアイデアが思い浮かぶ。
これは前の「ランニング」と一緒でアイデアが出ては消えるのでそれを手書きでもスマホでも書き留めるのが超大切。
まとめ:私がうんこしながらスマホでメモしていてもドン引きしないでください。
アイデア発想術-孫正義


次はフレームワーク系。



日々めっちゃ使わせてもらっている孫さんの考え方。
誰もが知っているソフトバンクグループの孫正義。
単なる経営者ではなく、若い頃から数々のアイデアや発明で注目を集めた。
実際に学生時代には 自動翻訳機を発明し、シャープに数千万円で売却。
その他も「孫正義・アイデア」に関わる武勇伝はいくらでもある。。(高校留学時に「これからの人生で何をすべきか」アイデアを300個出して実行したとか・・)
下で働いたら大変そう。。。
3つの発想レンズ


レンズ | キー質問 | 例 |
---|---|---|
問題解決法 | 目の前の「不便・不満」を解消するなら? | モバイル翻訳機=「言語の壁」という不便を解消【大学時代】growthview.net |
逆転(水平)発想法 | 180°ひっくり返したら?極小化・極大化したら? | ADSL定額制=通信“従量課金”の常識を逆転【Yahoo! BB】wealth.businessweekly.com.tw |
複合連結法 | 異分野×異分野を“足し算”したら? | ARM+通信+AIでStargate構想(巨大AIインフラ)ノート |
タイマー厳守:「時間制限が創造的ストレスになる」と孫氏自身が強調。
「10倍速思考」で磨く


目標も期限も10倍に:2倍や3倍ではなく目標の“桁を上げる”ことで既存の延長線を断ち切る。
すべて数値化:課題を数字に落とせば解決策は自動で浮かぶ、がSoftBank文化。
「志高く」:巨大な社会課題を射程に入れれば、自然とアイデアの規模も大きくなる
目標設定を桁上げする
- 例:年商 50 億円→500 億円に再設定することで、既存の延長線を絶つ。
- 判断基準も 10 倍:KPI、コスト、時間軸をそれぞれ1桁拡大する。
まとめ:結局ソフトバンク体育会系・・・
【繰り返す】近づく⇔離れる


詳細は別記事
自分の経験上、かなり有意義な考え・アイデアの深化のさせ方。


以下要約。
- 問題/事象(っぽいやつ)の近くで、必死に考えて、悩んで、頑張ってみる。
- いったんその問題/事象(っぽいやつ)から距離を取ってみる。観察する。
- いくつか気づきがある。
- それって本当に問題?
- 問題だけど、見方こっちの方がよくね?
- 他の課題(自分のコントロール外の 人・モノ・カネの制約)
- そのあとにもう一回問題/事象(っぽいやつ)の近くに近づいてみる
特に重要なのが ”1″ からの “2”。 何かに詰まった時って、時間も限られてるしストレスフルだけど思い切って他のことしたり、旅行に行ってしまったりするのが実はいい。(内心超ドキドキ・・)
でもそうすると、課題の近さ故に見えなかったこととかが見えてきたりする。



この方法でなんか問題起きても俺のせいにしないで下さい!(w)でも効果抜群です。
最後に – でもアイデアはあまり価値ない(実行が9割)


ここまでが、自分なりのこれまに編み出してきた(?)アイデアの出し方。
- 糸井重里-「なにかを考えるための10カ条」を使う
- ランニングをする
- 3上(トイレ・風呂・通勤途中)を意識する
- 孫正義 - 「アイデア発想術」を徹底利用する
- 「近づく⇔離れる」を繰り返す
でも一つ自分自身に言っておく。
AIで出したアイデアも、これら経験から出たアイデアも実際、
すでに「世界の誰か」がすでに100回くらいは思いついた内容。
悲しいけど、マジでそう。
- 南米の新規事業のプロジェクト
- 新商品の展開
- 新規代理店出しのアイデア
- 爆発的に伸びそうな副業ブログの新ジャンル
喧々諤々話し合っても、アイデアはあくまでも机上のアイデア。
そのアイデアを出した瞬間に「ひらめいた」と思うことはよくある。
あたかも自分がリンゴの木の下で万有引力を発見したような気持ち。


でも実はこの段階は理想の実現の5%も完了していないことがほとんど。(経験上)
なぜならそのあと、アイデア(夢)を打ち砕く、予算・人・社会の制約がことごとく襲い掛かってきて結局「やっぱ無理かな」ってなるのがほとんどだから。
毎日アイデアを出したときに見えなかった「こっちを立てればこっちが立たない」トレードオフがこれでもかっていうくらい襲い掛かってきてノックダウン。
だから「アイデア」も大事だけど、その100倍くらい大事なのが「実行」に移すこと。
実行に移すと、リアルな制約のなかでそのアイデアがどんどん磨かれて行って、最初の狙いとは違った、ぶっさいくなダイヤモンドが出来上がってこれがうまく軌道に乗ったりする。
これ、当たり前なんだけど、実はなかなか自分の日常に落とし込むのが難しい。
ってなことを考えていた。
そんなときにぶっ刺さるのがこの動画。
ジョブズはん、30年前にはっきり言語化しててくれた。
一言一言が刺さって辛いので今日は寝ます。
他にも人生備忘録書いています、よろしければお読みください!。





