しずろくです。勝手に「先週のアルゼンチン(要点のみ)」を毎週月曜に配信します。
アルゼンチンの「政治」・「経済」・「文化」を理解するための自分のアウトプットメインです。
せっかくアルゼンチンにいるなら、政治・経済・文化とアルゼンチンを広く・深く知りたい・・
免責:各現地ニュース・個人的見聞から独断と偏見意見をまとまています。
内容にご意見・苦情ありましたら優しいコメント頂ければ幸いです。
いつまで記事を継続できるか・・・それだけが不安です。
それではさっそく。
先週のアルゼンチン_vol1 (2022.08.01 ~08.07)
【為替】Blue rate が再下落。
1USD = 290 USDに
市場レートの Blue Rate が 1USD = 290 ARS に下落しました。(売り価格)
Sergio Massa 新経済大臣が就任となった先週頭は期待感も含めて一時 270ARS 台まで上昇しましたが、
依然先行き不透明ですぐに上昇しました。オフィシャルレートとの乖離は進む一方です
一時 1USD 350ARS まで下落した数週間前よりはまだベターな状況ですが、全く不景気が改善する兆しはありません。
なお、ドルのオフィシャルレートは 8/7時点 1USD = 131ARS となっています。
尚、「そもそもアルゼンチンのブルーレートって何!? という方」は過去の記事をご参照下さい!
【経済】Sergio Massa 新”スーパー”経済大臣 -手腕問われる
アルベルト・フェルナンデス大統領から任された新Superministro の Sergio Massa。
過去ダボス会議でバイデンアメリカ副大統領(2016年当時) と議論も交わしたこともある、この新人大臣(前下院議長)への期待から一時的にペソ高になる状況もありました。財政コントロール・IMFとの債務整理の大役を任されました。
ただ、さっそく経済プログラムの秘書官の任命ができていないことや、エネルギー担当大臣も未定と課題山積です。
先週 は Batakis , 今週は Massa と国をつかさどる経済重鎮もジェットコースターのように変わります。
経済危機下のアルゼンチン、落ち着かない状況が続きます。
【文化】国際グラフィックアート展”Open Buenos Aires” 開催
新進気鋭のグラフィックアート展 “Open Buenos Aires” が8/5 ~ 8/7まで開催されました。
芸術が盛んなアルゼンチン。そんな国の新人アーティストの展覧やセッションがCasa de la Cultura にて行われ盛況のうちに終わりました。
【スポーツ】南米4か国、2030年サッカーW杯共同開催 招致を発表。
最後のニュース。
アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイ・チリの4か国は
2030年 第100回 サッカーワールドカップの共同開催誘致を発表しました。
初回王者のウルグアイ・準優勝のアルゼンチン、そして初開催の2か国で100回記念大会が叶えばラテンアメリカ好きとしては素敵すぎます・・・。
私はそれまでここにいることになるだろうか。。いなくても必ずや来ます。(まだ開催すら決まっていませんが)
お願いです。南米で開催してください。
おわりに
今後も細々と書こうと思います~以上。