【2024年最新版】「アルゼンチンで働く」を叶える日本企業22選

皆さん！アルゼンチン好きですか？
私は好きです！

早速ですが、いろんなモチベーションで
将来「アルゼンチンで働きたい！」という方、いると思います。

• 現地で就職
• 日本企業からの出向
• 日本の民間団体・非営利企業から
• ワーホリ

日本の方がアルゼンチンで働く方法はいくつかありますよね。

今回はそんな「アルゼンチン愛溢れる人」に向けて

アルゼンチンに住み、アルゼンチンで働く私が、

アルゼンチンで働くことができる

 日本の民間企業22社
 日本の独立行政法人2社

を紹介します。

先に結論。

アルゼンチン出向できる日本企業＋独立行政法人は以下。 (2024年時点)
(商工会議所・就職四季報からまとめ)

それぞれクリックでタブ開きます 

後半では結局どうやってアルゼンチン出向できる企業に就職できるの？

という方向けにグローバル企業に特化したオススメ転職エージェントも記載しています。

それぞれ説明します。

民間企業22社

早速行きます。

自動車系

アルゼンチン現地に子会社・法人を持っている日本自動車関連企業は以下。

以下平均年収と採用HPまとめています。(スマホは横スクロール可。)

会社名	業種	平均年収 (万円)	採用HP
トヨタ自動車	自動車メーカー	857	リンク
本田技研工業	二輪・4輪メーカー	779	リンク
日本精工 (NSK)	機械・精密機器	718	リンク
矢崎総業	機械・精密機器	620	リンク
トヨタ紡織	機械・精密機器	698	リンク
豊通マテリアル	機械・精密機器	640	リンク
JTEKT	機械・精密機器	707	リンク

特にトヨタ自動車はアルゼンチン産業にとって大きな影響力を持っています。

ハイラックスなどのピックアップトラックの需要は強く、
ブラジルや他の地域にも出荷しているほど。

日本精工(NSK)やJTEKT, その他トヨタグループの自動車関連企業はこぞってアルゼンチンに進出。

アルゼンチンにかかわらず海外で働きたい！という方にとって
自動車メーカーはまず第一候補に挙がります。

肝心の「どうやったら自動車メーカーに入れるの？」という方は後半で転職ハック方法載せています。

総合商社

丸紅は列車向けの制御システム、三井物産は穀物、豊田通商・伊藤忠は自動車の輸出等でアルゼンチンの事業を拡げています。

名前の通り大手総合商社はB2Bにおいて全ての商流に関わっていると言っても過言ではないです。

主にアルゼンチンで関わる分野は以下。

• 機械
• 金属
• エネルギー
• 穀物
• 繊維
• 食料
• 情報
• 金融

総合商社はその待遇が何と言っても魅力的ですよね。

会社名	業種	平均年収 (万円)	採用HP
三菱商事	5大総合商社	1,559	リンク
三井物産	5大総合商社	1,549	リンク
丸紅	5大総合商社	1,469	リンク
伊藤忠商事	5大総合商社	1,580	リンク
豊田通商	中堅総合商社	1,257	リンク
住友商事	5大総合商社	1,556	リンク

総合商社の魅力は何と言っても日本の給与水準でも抜群に良い待遇。

その上、危険地手当・海外出向手当・家賃などの補助も入ればアルゼンチンの出向は間違いなく魅力的になるでしょう。

一方体育会系・休日も仕事、みたいなイメージがある業界かもしれません。

でも私が知っているブエノスアイレスの総合商社マンたちは、いい意味で全くそんなイメージを裏切っています。

ワークライフバランス保ちながら仕事たのしんでいますよ。

その他メーカー

電動工具のマキタや、
YKKのファスナ
自転車・釣り部品のシマノ
ブラザー工業のミシン

等の“JAPAN BRAND”は中南米各国でも大きく評価されています。

仕事の醍醐味はそのネームバリューを背負って活躍できることです。

以下採用HPと日本の平均年収のまとめ。

会社名	業種	平均年収 (万円)	採用HP
マキタ	総合電動工具	820	リンク
YKK	ファスナー	745	リンク
NEC	デジタルソリューション	817	リンク
ブラザー工業	工業用ミシン・	874	リンク
フジテック	エレベーター他	735	リンク
ヤマハ発動機	産業機械・オートバイ	620	リンク
ヤマハ	楽器・オーディオ	862	リンク
シマノ	スポーツ用品(自転車・釣り具用部品)	851	リンク
住友化学	化学	1,025	リンク
日立エナジー	インフラ・環境	670	リンク

独立行政法人 2団体

これらの方法を使って来られる方も多いです。

JICA

青年海外協力隊・シニア海外協力隊。知らない人はいないと思います。

開発途上国からの要請（ニーズ）に基づき、
それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣されます。

アルゼンチンは開発途上国として日本のODA支出先の一つ。

活動分野は農林水産、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政など多岐にわたります。
自分の持っている知識、技術、経験などを生かせるのがJICA海外協力隊の特徴。

派遣期間は原則「二年間」。

民間企業の出向と比較すると短くなります。

参照：　JICA HP

他にもJICA専門家としての求人も随時出ています。

こちらのJICAのJICA専門家求人案件 応募の手引きから、随時地域別の公募予定案件が出ています。

こちらの専門家派遣の場合も派遣期間は2年が多いです。

JETRO

次はJETRO – 日本貿易振興機構。

JETROは日本の貿易振興を目的として設立された独立行政法人。

対日の直接投資・日本企業の輸出支援・スタートアップの海外展開支援を行っています。

項目	数
総職員数	1,888名
海外職員数	708名
海外事業所数	55か国、78拠点

驚くべき数字がその「海外赴任比率」。

驚異の 38%。 (海外出向職員÷総職員)

在籍期間中にほぼ必ず海外赴任のチャンスがあると言っても過言ではないでしょう。

ブエノスアイレスにもJICA の支局があります。

JETROも中途採用の募集を頻繁にかけています。
チャレンジしてはいかがでしょうか？

海外出向が近づく転職エージェント３つ。

その狭き門でも、確率を上げることはできます。

実際私自身、中堅企業から海外出向を狙って今のメーカーに転職しました。

海外出向を狙いながらやることをやりました。 

海外駐在🇦🇷はなんとなくご縁があって任されたけど、JTC(日本)にいるときに意識してやってたこと。

3つだけ。

■とりあえず評価面談や飲み会🍺、ことあるたびに「海外行きたいっす」アピールはしつこくない範囲で効果的にしておく。(めちゃJTC笑）

■…

— しずろく🇦🇷南米 (@Shizuroku1) March 16, 2024

特にオススメは「転職」して、上のようなトヨタ・三菱商事といった企業に入る方法。

幸い今は転職に「追い風。」メーカー・総合商社の求人も多数。

新卒では入れなかった企業に転職ではサクッとは入れてしまったりするのが日本。

そんな転職時には「xxナビ転職」とかの転職サイトを使うのはNG。
必ず「転職エージェント」を使いましょう。

私自身が前職からの転職に利用した転職サイトを3つご紹介します。

アルゼンチン駐在にオススメの転職エージェント3選

自分自身中小企業 ->今の会社に転職した際
にいずれも登録して利用したエージェントです。

いずれも20代、30代向けで転職を考えている人向けの求人が多いのでオススメです！

海外出向あれこれ

出向期間ってどうなの？どんな職種が出向の可能性あるの？
結構わからないですよね。サクッと説明します。

出向期間

もちろん職種・業種によりますが、多くは3~5年です。

アルゼンチンに限って言うとメーカー・商社いずれも最低3年の駐在期間。

家族の帯同の場合など家族のキャリア・人生設計にも関わるので頭の片隅に入れてお行きたいですね。

スペイン語のレベルはもちろん、海外でのビジネススキルアップが図れます。

待遇その他

給与は日本本社で受け取る1.5~2倍になります。

それは海外赴任で基本給に加えて、こんな手当てがつくから。

結果「収入が増え」「支出が減る」というブーストモードになります。

また個人的に海外駐在が本当にオススメなのは給与だけでなく、以下の理由。

• 日本よりも身に就くマネジメントスキル
• 嫌でも身に就く語学力

この辺りの詳細は過去記事でも書いています 

まとめ

参考になればうれしいです。

もしアルゼンチンに来ることが決まっている方はこちらの記事もよろしければ！