DELE B2 試験を3週間後に控えていて、さすがに焦り始めている。
夏に向かうブエノスアイレス。最高の気候になってきました。
今年も残り60日、仕事・プライベートやるべきことを終わらせなきゃと思う今日この頃。
さて、最近のアルゼンチンはブルーレートが落ち着き、月次のインフレもなんと月3%と過去2年間で最低水準まで落ちてきています。
とはいってもありえない%だけど。
そんなアルゼンチンの最近のニュース。
アルゼンチンのインフレ率、予想より早く3%を下回る?
ついにアルゼンチンのインフレ率が落ち着いてきています。
この数か月連続で昨対比のインフレが落ち着き、10月は民間予測で2.8%の月次インフレ率となりました。
なんと2021年11月以来の「3年ぶり」の3%割れ。
いろいろ要因はあるけど、一言でいうと「ミレイが取ってる政策が、はまっている」という感じ。
- マクロ経済の安定化 パラレルレート(ブルーレート)の下落
- パラレルレート(ブルーレート)の下落
- 10月の下落幅:約91ペソ
- 食品価格の安定:3.1%上昇(ここ数ヶ月で最低)
- 原油価格(BRENT)の下落による燃料価格の安定
国公立大学政策とか、外交政策では賛否両論のミレイ。でも経済政策は確かに効果が出始めている。
このインフレ率の落ち着き、功罪ある。
プラス面
- 給与:5ヶ月連続でインフレ率を上回る上昇
- 基礎的な商品の価格上昇が2%程度に抑制
マイナス面
- 公共料金:電気・ガス・医療・教育費の上昇継続
- 消費の低迷
- スーパーの売上:22.3%減
- 家計の固定費負担増加
この3%を切るインフレは一時的という見方もあるので、これからも要注意です。
リーベルのスタジアムが閉鎖に。花火使用で行政処分
リーベルプレートのメインスタジアム通称”モヌメンタル” (Monumental)が閉鎖となりました。
先週同会場で行われたリベルタドーレスの準決勝でブラジルのチーム相手に
【閉鎖の理由】
- コパ・リベルタドーレス準決勝(対アトレチコ・ミネイロ戦)で禁止されている花火が使用
- センテナリオ・メディア席の障がい者用トイレから花火の箱を発見
- 「Candela 50 Luces」と書かれた花火や照明器具が複数箱見つかる
【今後の対応】
- 罰金の支払いと行政手続きで閉鎖解除が可能
- リーベル側は「週末のバンフィールド戦は予定通り開催される」と発表
- CONMEBOLからの追加制裁も検討中
ま、すぐ再開するでしょう(楽観)
ボカやリーベルの試合の発煙筒は日常茶飯事ですが、ちょっとやりすぎて怒られちゃった感じですね。
デング熱対策!不妊蚊25,000匹がブエノスアイレスで試験放出
昨年蚊の大量発生に襲われたアルゼンチン。
これから迫る夏、また昨年のような混乱にならないかが人々の気になるところ。
デング熱も大流行し、対策が色んな方面でとられています。
先週ブエノスアイレス市内のエセイサ周辺で画期的なデング熱対策が始まりました。
不妊化された蚊を放出するという新しい試みです!
エクアドルやその他の国でとられた対策ですが、効果は出るんだろうか。。
何をした?
- エセイサのBarrio Unoで、不妊オス蚊25,000匹を試験的に放出
- 11月から週80,000匹の本格放出を予定
- 蚊は蛍光オレンジ色や緑色に着色され、簡単に識別可能
どんな仕組み?
「不妊虫放飼技術(TIE)」という、薬品を使わない生物学的な方法。
- 研究室で放射線を使ってオス蚊を不妊化
- 野生のメス蚊と交尾しても卵が孵化しない
- 結果的に蚊の個体数が減少!
ちょっとSFっぽいけど。これで蚊が減るといいな。。。
アメリカのフロリダで同様の実験をして2年間で90%蚊が減ったデータがあるそう。
早ければ4か月程度で効き目が出てくるとのことでブエノスアイレスの1-2月に効果が出るのか否か。。
アルゼンチンに来る皆さんは、蚊よけスプレーが現地では買えないこともあるので
おわり
DELE B2 試験 勉強残りの数週間頑張ります。
他にもアルゼンチンの「今!」をまとめた先週のアルゼンチン記事や現地オススメレストラン、観光地、絶対損しない換金の方法等を雑記ブログと一緒にほぼ毎週お届けしています。
よろしければどうぞ。