今年は特に出張が多い。
この間ふとカレンダーを見てみたら既に100日以上出張+旅行で家を空けていることが判明。
もはやブエノスアイレスの家エアビで貸して、小さめのところに住んだ方がいいんじゃないかって思ってきた。
今週のアルゼンチン記事です
【悲報】2024年、アルゼンチン経済成長率は南米最下位に…
世界銀行、IMF、CEPAL(国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会)、BBVAの予測によると、
2024年のアルゼンチンの経済成長率はなんとマイナス3.2%。
南米諸国の中で最低の数字。
Milei に変わってから外貨獲得、並行レートの縮小に少しは効果を出しているけどまだまだという結果。
ちなみに、同記事の内容では南米の他の国々の今年の経済成長率はこんな感じ:
- パラグアイ:+3.8%
- ウルグアイ:+3.5%
- ブラジル:+1.7%〜2.3%
- ペルー:+2.7%
- チリ:+2.1%
いま、混乱を極めるベネズエラでさえ+4%の成長見込み。
アルゼンチンと同じくマイナス成長が予測されているのは、ハイチ(-2.3%)だけ。
国内の専門家の見方はさらに厳しく、アルゼンチン中央銀行の調査では-3.7%という予測も。
ただ、希望がないわけではなく、今年前半の実績を見ると、17の経済活動のうち6つはプラス成長を維持しています。
特に、ドル高の恩恵を受けた輸出関連セクターは好調。
自分の実務でもそれは実感。
公式 vs ブルーレートが縮小しているのはいいんだけど。。
【米大統領選】トランプ vs カマラ?アルゼンチンへの影響は?
個人的に結構注目。
記事の参考元はこちら
アメリカの大統領選まであと2ヶ月。
早くも大手銀行のモルガン・スタンレーが、
選挙結果が新興国市場に与える影響を分析したレポートを発表。
アルゼンチンに与えうるポイント:
IMFとの交渉: トランプ政権下では、IMFとの交渉条件が緩和される可能性も。
ドル高の可能性: 共和党(トランプ氏)が勝利した場合、全体的にドル高になる可能性が高い見込み。これはアルゼンチン含む新興国通貨の弱体化につながる。
移民政策の影響: 特にラテンアメリカ諸国に大きな影響が。アルゼンチンは影響少ないけどメキシコとかベネズエラ・中米各国には影響大。
全体的にはトランプが勝利した場合、アルゼンチンにとってはカマラさんよりも
プラスの影響かなという感じ。
金融・投資の流れが積極的になるから。
アルゼンチンは最近もAIハブとしての機能を目指したりしています。
債務整理に関して。アルゼンチン国債のパフォーマンスには、他にも多くの要因が絡んでくるので、単純に「トランプ勝利=アルゼンチン国債買い」とはならない。
日本はどうですかね
アルゼンチンラグビー界のレジェンド、クリービー選手が引退
アルゼンチンスポーツ界のレジェンドはマラドーナ・メッシだけではありません。
先週末、ラ・プラタで行われたワラビーズ(オーストラリア代表)戦。
この試合が、39歳のアグスティン・クリービー選手にとって最後の代表戦となりました。
- 代表キャップ数最多の110試合出場
- 主将を51回務めた最多記録
- ワールドカップ4大会出場、W杯での出場試合数も22試合と最多
クリービー選手の偉大さは数字だけじゃない。
ファンに愛される存在感、そしてアルゼンチンラグビーの発展に貢献した姿勢。
それこそが彼の本当のレガシー。
試合後のセレモニーでは、チームメイトや対戦相手からも敬意を表されていました。クリービー選手は「19年間、プーマスのためにすべてを捧げてきた。後悔はない」と語っていましたね。
おわり
最後に、ブエノスアイレスはいよいよ春が近づいてきました。この新緑の季節、仕事にも生活にも新たな活力を感じています。
何か新しいことをはじめたいそんな季節です。
漠然
他にもアルゼンチンの「今!」をまとめた先週のアルゼンチン記事や現地オススメレストラン、観光地、絶対損しない換金の方法等を雑記ブログと一緒にほぼ毎週お届けしています。
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たまにブエノスアイレスで色んな人と飲み会も催してます