アルゼンチン南部の San Carlos de Bariloche(通称バリローチェ)。
一年を通じて気温は低く、夏は避暑地として世界から人が集まります。
そんなバリローチェ。冬真っただ中に行ってきました。
控えめに見て冬のバリローチェはオススメ。
理由。
- 夏よりも観光客が比較的少ない
- 全力で雪が楽しめる
- 空気の澄んだ人里離れた山に行くと心が洗われる
今回は写真多め。
ブエノスアイレスからバリローチェは2時間。
雨のブエノスアイレス。いざ出発。
まず空港までのタクシーが捕まらずに焦る。しかし何とかゲットし空港へ。
チェックインも問題なくいざ搭乗。
BOEINGの737。中型ですがすっきりした形で好きです。
出発が2時間遅れますが、これはアルゼンチンあるある。もう慣れた。
最近バスで飛行機のそばまで行くスタイル多いよね。
機内おやつ。お決まりのAlfajor。
大好きだから2個ほしいと駄々をこねると、添乗員さん笑顔でくれました。神様。
ところで最近このお菓子とか、清涼飲料水とか表示義務付けになっているこの文字。
- EXCESO EN AZUCARES (糖分過多)
- EXCESO EN GRASAS TOTALES (脂肪分過多)
- EXCESO EN GRASAS SATURADAS(飽和脂肪酸過剰)
- EXCESO EN CALOLIAS(カロリー過多)
なんか食べる気無くすんですよね。
それが狙いなんだろうけど。
メキシコとかもそうだけど国の保健省が義務付けています。
コーラなんて表示半端ない。
そんなことを考えている間にあっという間に飛行機は到着します。
いざBarilocheへ到着!
あっという間に到着。
もう夕方でホテルチェックイン。
Hotel: Hampton By Hilton。
できて3年くらいのホテルだけどにぎわってました。
天気は曇り。
夕方の湖。二時間でブエノスアイレスの喧騒から離れた。
もう夕方だし「市内をサクッと見に行こう」ということで定番(?)のコースに行ってきました。
まずはRAPANUIのチョコレート屋へ。
アルゼンチン全国に広がるこの唯一無二のチョコレート店舗の本店がここ、バリローチェにあります。
さすがにでかい。
パッケージの商品もあれば、量り売りもできます。
ボール状のボンボンにアルコールが入ったやつもお土産に人気。
そこで家族3人で
- ワッフルチョコ掛け
- ワッフル(Frutos Rojos 乗せ)
- ホットチョコレート Midium
- カフェラテ
- Helado – マスカルポーネとベリー
を頼む。
この量で2,700ペソくらい。(今のレートで6USD。)
え。。うまいけど,
これで夕飯いらないくらい腹一杯。
Cacao 80%チョコとfrutos rojos にさらにbaño de chocolate 。
— しずろく🇦🇷南米 (@Shizuroku1) May 28, 2023
バリローチェは元々Cacaoが取れるわけじゃないけど、スイスとドイツの影響を、強く受けてその寒さからホットチョコレートがよく飲まれた。約100年の移民とチョコの歴史。 pic.twitter.com/aGgMmZTcPP
そして子供がどうしても行きたかったのがここ。
なんとRAPANUIの店内でスケートができるんです。
しかも結構本格的。そしてでかい。
靴・手袋は貸出してくれるから便利。
料金は
大人5,000ペソ (11USD)
子供3,000ペソ (6.5USD)
Rapanui でアイススケート。子供と30分で疲労困憊でフィニッシュ。 pic.twitter.com/20qBJu66LJ
— しずろく🇦🇷南米 (@Shizuroku1) May 26, 2023
離島と雪を楽しむ。
翌日は ISLA VICTORIAへ。
市内から40分ほどバスに乗り、 Llao LLaoの船着き場へ。
半日のツアーはこんな感じ
いわゆる「Bariloche」はアルゼンチンの Rio Negro州に位置します。
Villa Angostura やSan Martin de los Andes に行く際は州境をまたいで”Neuquen”州へ行きます。
Nahuel Huapi の国立公園やBosque de Arrayanes は
ゴミ一つ残してはいけない・石一つ持って帰ってはいけない地域。
手つかずの自然が広がっています。
心が洗われます。山を越えればそこはチリです。
冬のバリローチェはやっぱり雪!
すっかり冬のBarilocheの虜。
余談:Bariloche というのは、先住民 Mapuche族の”Vuriloche” (Andesを越える人)。
に由来しています。 San Carlos はNahuel Huapiに入植した移民、Don Carlos から。
翌日。
タクシーを現地で雇う。
メーターではなく、一日乗り放題という条件で何人か交渉。
一日どこ行っても28,000ペソ、私はサービスは約束する。
でも値引きはしない。という女性ドライバーと交渉し決定。
28,000peso = ブルーレートで 58USDほど。
一日乗り放題で 58USD ならいいか。
結果こんなルートで回りました。
市内
Cerro Catedral Llao Llaoまずは「雪を見たい!」とのわが子のご要望にお応えするため、ゲレンデへ。
Cerro Catedral は市内から1時間で行けるスキーリゾート。
タクシーはもちろんスタッドレスタイヤ履いています。
森のフルーツも豊か。これも煮詰めてジャムにすると美味と、運転手が道から持ってきてくれた。
名前忘れた。
Colonia Suiza もちょっと寄ることに。
雪がどんどん降ってくる。
でかめのレストランが混んでいたので、ここへ。
ベジタリアンではないんだけど、なんか雰囲気良いから行ってみることに。
Guiso de Lenteja (レンズ豆の煮込み) を頼む。
外の寒さも相まって、最高に体にしみわたりました。
このGuiso はバリローチェ食事で一番気に入った。
ステーキよりも、チーズフォンデュよりも、大雪の中、ふと立ち寄ったローカルレストランのGuiso de lenteja (レンズ豆の野菜煮込み)が一番美味かったという事実。 pic.twitter.com/rrqQOsqTqo
— しずろく🇦🇷南米 (@Shizuroku1) May 28, 2023
Colonia Suizaは Blest のビールスタンドがあったり、チョコレート屋さんがあったり土産物屋があります。
街並みを見るだけでもきれい。
一日のタクシーツアーを終え、Bariloche 市内へ戻る。
坂が多いBariloche。斜面に沿って湖向きの住宅が多く並んでいます。
冬のBarilocheは最高。
最後にまたチョコを買いに市内へ。
そしてまたアイスも。
雪も大自然も、観光客も人込みも少なく楽しめてオススメ。
砂漠も氷河もジャングルも持つアルゼンチンの観光資源。改めてこの国が大好きになった旅行。
フルリモートの仕事のアルゼンチン人の友人はこのバリローチェに移住しました。
うらやましすぎる。。転職しよっかな。
以上!